内田康夫 新刊情報は2017年以降更新されず、「孤道」が遺作となってしまった。
- 2018/3/18
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内田康夫さんと言えば、浅見光彦シリーズの作者でサスペンスの王様と言われている作家です。
このたび敗血症で死去し、多くのファンから悲しみの声が挙がっています。
今回は内田康夫さんが2017年に最後に発表した新刊となった遺作「孤道」について書いてみたいと思います。
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内田康夫 休筆は死因の敗血症の前の大病が原因だった!
敗血症で死去したと、ニュースサイトでご覧になられたことでしょう。
敗血症とは悪性腫瘍や血液疾患、他にも糖尿病や肝臓や腎臓に疾患がある人に多いと言われている病気で、肺炎や腎盂腎炎など生体のある部分で感染した箇所から血液中に病原体が入り込んでしまい、重篤な全身症状を引き起こす症候群のことを意味します。
癌などが有名なので敗血症はあまり聞かないかもしれませんが、世界には2700万人の患者がいると言われています。
そんな敗血症ですが、内田康夫さんが休筆する原因となったのは他の病気でした。
それは2015年に発症した脳梗塞です。
詳細は明かされていませんが、体の一部に障害が残ったのかもしれません。
私の知り合いにも脳梗塞経験者はいますが、最初は問題なかったものの、再発してから半身不随になってしまいました。
彼の場合は最初の発症の際に医師に止められてもタバコと酒を止めなかったという生活習慣が関係していたようですが、内田康夫さんの場合はどうだったのでしょうか??
それは考えても分かりませんが、いずれにせよ内田康夫さんの新刊情報が途絶えたのは、2015年の脳梗塞が原因だったのです。
そして内田康夫さんの新刊情報が更新されました。
しかし作品は未完・・・「孤道」という名前だったのです。
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内田康夫 新刊情報は多くのファンで更新された!
2015年の脳梗塞発症から休筆をしていた内田康夫さん。
未完のまま発売された新刊「孤道」の結末は多くの人に委ねられました。
内田康夫「孤道」完結プロジェクトと名付けられたプロジェクト・・・。
内田康夫先生が完成させられなかった大作をみんなで作ろう!というものだったのです。
『孤道』の舞台を巡ったバスツアーの記事が、26日毎日新聞夕刊に掲載されました。https://t.co/9e0bkX57yx
— 内田康夫「孤道」完結プロジェクト (@kodoproject) 2017年12月27日
まもなく旅も終わります。最後に皆で内田先生へ色紙にメッセージを書きました。
「完結編」への挑戦を宣言する方もいて、頼もしいです。
小説や歴史の話をしながらとても充実した旅でした。ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。またお目にかかりましょう。 pic.twitter.com/CLzVgpjuXl— 内田康夫「孤道」完結プロジェクト (@kodoproject) 2017年12月12日
敗血症で死去してしまった内田康夫さん。
天国で「孤道」の完成を見ているのではないでしょうか??
多くのサスペンス大作を書き上げた内田康夫先生の作品は、一生後世に語り継がれることでしょう。
内田康夫さんのご冥福、心よりお祈り申し上げます。
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